有東木のわさび田訪問 標高1000㍍の極上わさび
枯れることのない湧水 有東木沢源流
11月25日(水)午前の私用を急いですませ有東木へ約50分で着き、今日訪問する宮原康年さんへ連絡するとすぐ出迎えてくださいました。最初に昼食をすませ車で山葵田に向かいました。車中で田んぼは、標高1000メートルと聞いて驚き、登る山道の狭さ、傾斜 鋭角な道 おまけにガスで15メートル先は見えないし馴れとは言えよく運転できるなと感心 驚きました。 900メートル位Dscf4084_2でモノラックという作業車に乗り換え又傾斜のきつい山をエンジン音を山に響かせ登り、目的地へ着きました。目の前には、山葵田そして標高1000メートルにして、枯れることのない湧水 有東木沢源流がありました。
有東木の山葵は門外ふしつ
宮原さんのお話では、約400年前頃から源流に自生していたわさびを、集落の井戸頭(標高400メートル)に移植したのが栽培の始まりで、1607年徳川家康が駿府城入場のとき、有東木山葵を献上したところ、家康がとても気に入り「有東木の山葵は門外ふしつ」と定め保護したそうです。
山葵は水が綺麗でないと育たない事、水質で味 資質が異なる事、完全無農薬、
病気について 気候に関する山葵の管理 害獣 鹿 イノシシ等の被害 山葵田の作り等、約1時間半くらい熱心に説明してくださいました。
フォンダンショコラに素材
当店のフォンダンショコラに素材として入る有東木山葵、宮原さんの田んぼは、標高1000メートルの源泉真下にあり、有東木沢でも一番のきれいな水で栽培され、宮原さんの情熱が加わり最上の山葵ができている訳を知りました。山を下りて宮原家にお招きを頂き、奥様も交えてお話をして、あつかましくもお土産まで頂いて、有東木を後にしました。宮原さん奥様大変有難うございました。